水分(みくまり)神社は奈良県吉野にあります。
吉野山は千本桜で有名ですが、細い山道を登って、その尾根沿いに温泉街があるんですね。
私もそこにある小さな宿屋に泊まりました。
こじんまりとした旅館で、旅館の方は気さくな感じで良い宿でした。
水分(みくまり)神社は吉野の町のその細い通りからもっと細い急な坂道を登っていきます。
その坂道というのは、車がひっくり返るんじゃないか?
と思うくらい急なんですけどね。
(背の高い車で行ったら、本当に怖いと思いますよ)
そんな急な坂道を登っていった所にあります。
私の知り合いのホームページを見たら、水分神社(みくまりじんじゃ)はオーラが出ている!
と書いてあったんですが、私はオーラが見えないのでよく解りませんでした。残念!
しかし神社の中に入ると、まるでタイムマシンで古代に戻ったかのような感覚を受ける所でした。
(古代を知っているわけではないんですが)
ホツマツタヱによると、ここの主宰神は子守神と言うことですが、子守神って知っていますか。
子守神とは
と言う事になっていますね。
(ホツマツタエでは、天照大御神は男神です)
下記の「由緒 沿革」に書いてあることとはチョット違うわけですけどね。
素戔嗚尊の子孫に子守神というかたがいたんですけどね。とても活躍した人です。
下記に紹介している「はじめてのホツマツタヱ」に良く書いてありますね。
記紀には書いてないようですね。
水分(みくまり)神社入り口の鳥居です。 |
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水分神社の中です。古い歴史が感じられる雰囲気です。 |
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水分神社の中です。いかにも古い歴史という雰囲気です。(古代に迷い込んだ感覚になります) |
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神社の近くにある展望場所から見た吉野の温泉街です。あの細い尾根にそって町並みがあります。 |
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水分神社の地図(アクセス) |
創立年代は不詳ですが1千年前の延喜式神名帳にすでに大月次新嘗に案上官幣に預る旧社にて大和四所分水の第一として記され吉野八大神社の一社で俗に子守大明神と申されます。
水分とは「水配」の意味で水を程よく田畑に配分する神様で毎年4月3日に五穀豊穣を祈る御田植祭が盛大に行われ、その神事は吉野町の無形文化財として指定されています。
当神社が子守の神になった事については、「水分」が「みくまり」「みこもり」「こもり」と転訛して子供を護る神、子供を授ける神になったといわれています。
当神社の本殿は祭神七柱を三つの社殿に奉祀しその三つの社殿を一つの棟につないだ珍しい建築様式水分造と申されます。
現在の建物は豊臣秀吉が文禄3年に吉野山へ花見に来られた時、当神社に祈願して秀頼が授かりそのお礼として慶長3年に再建の工を起された後、秀頼が父秀吉の遺志をつぎ建部内匠頭光重を奉行として慶長9年9月に完成されたもので華麗かつ精巧を極めた桃山時代の代表的神社建造物として建物全部が国の重要文化財として指定されています。
神社の宝物としては、重文の釣燈籠、神輿、湯釜等秀頼寄進の銘のあるものが社殿に置かれています。御祭神の玉依姫命の御神像は日本第一の美女神像といわれ国宝に指定されています。
ホツマツタエによる系図では、
伊弉諾尊 → 素戔嗚尊 → 大己貴命 → 事代主奇彦命 → 子守神と言う事になっている様です。
子守神の子孫の方は今でも近くに住んでいらっしゃるとの事です。
詳しい事を知りたい方は下記の本に載っています。
↓ ↓ ↓
神代の風儀―「ホツマツタヱ」の伝承を解く
アクセス |
《電車・バス》
《車》
細い道を行くことになるので気をつけてください。 |
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駐車場 |
なし 車を止められる場所は2台分ほどあり |
古い神社の事を知るためには、ホツマツタヱで知っておくことは欠かせません。是非読まれることをおすすめします。
ホツマツタヱは日本が漢字を使い始める前に書かれた書物で、「ヲシデ」と言う神代文字で書かれています。
書き方は七五調で書かれており、現代の日本人には読めませんし、普通の人は意味も分りません。それで、
この「はじめてのホツマツタヱ」シリーズでは、完全に現代語訳されています。そして、下の方に神代文字で書かれていた語を「カナ文字」で書いて有ります。
ホツマツタヱでは、今まで記紀に書かれたいたがよく意味が分らなかったことでも、解るようになるでしょう。
ホツマツタヱには、神様がどこそこを触って子供が生まれてきた!
などというようなおかしな事は書いてありません。
これは、古代・神代に天皇の先祖達がおこなってきたことの記録のような所があります。
はじめてのホツマツタヱ 天の巻 は、古事記の原点とも言われる神代文字で書かれて書物です。 もちろん「はじめてのホツマツタヱ 天の巻 」は、現代人が分るように、現代語で訳して書かれています。 書き方は、前編七五調で書かれ、全40アヤ(章)有ります。 天の巻は、1アヤ~16アヤまでで、天地開闢から天照大御神の時代までが書かれています。 |
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はじめてのホツマツタヱ 地の巻 は、伊邪那岐命や天照大御神から、ウガヤフキアワセズの尊まで書かれています。その次が神武天皇になるわけですね。 はじめてのホツマツタヱ 地の巻 は、17アヤから28アヤまで書かれています。 古事記や日本書紀とずいぶん違う部分があると思いますから、面白く読めます。 |
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は、神武天皇から景行天皇・日本武尊まで書かれています。それと、ホツマツタヱが献上された経緯などですね。
第一代天皇の神武天皇から第十二代天皇の景行天皇まで詳しく書かれています。日本武尊の活躍なども良く書かれています。 神武天皇の東征もここで書かれています。なぜ神武天皇が九州にいたのか?、なぜ神武天皇が東征しなければ成らなくなったかなどですね。 |
その他
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